ファンタジーにおける「魔王と勇者」について - WINDBIRD::ライトノベルブログ

書いた。

キリスト教が最初に来た時に神を「大日」と訳して仏教の一派と勘違いされたって話もあるし、仏教臭がしない訳語を選んだらああなったんだろうか。西遊記の魔王は妖怪の一種であって仏敵ではないんだっけ？

魔王を倒す人間側は「英雄」「勇士」と勇敢な人物を指す呼称がまちまちだった。フロドは決して『勇者』などではなく勇者などとは呼ばれていなかった。それを『勇者』という固有名詞にしてしまったのがドラクエの罪で

自分の中のイメージの原点は「おとーさん、おとーさん！」のシューベルトの魔王なので1815作の日本での受容と信長の魔王化、仏教での魔王との当時の都度都度の相互の影響はどう見られてたんかね。

女神転生の西谷史先生の原作小説では断食で死にそうなお釈迦様にかゆを与えたスジャータは、実はお釈迦様が断食し続けて苦行が成就せぬよう魔が放った悪魔だったという設定だがこの魔って魔王マーラ様なのかな

指輪で「魔王」と言えば普通はアングマールの魔王(原語Witch-king)の事で、勇者の血筋の王国(アルセダインはそう呼んでよかろう)を攻め滅ぼし、by the hand of manでは倒せないと予言され、(800字略)と明らかに近代魔王(謎)の始祖

勇者物、はヒロイックファンタジーかな？なぜ英雄者、としなかったのか／勇士は戦争で意味が変わったね

シューベルトの魔王って原題があるわけで、それが「魔王」という表現で最初に訳されたのはいつなんだろ

海外の三大RPGであるMIGHT&MAGICにはDEMON KINGというモンスターがいる。なお、能力はトップクラスだがボスではない

魔王ゴルベリアスは無念ドラクエの後1987年だった

信長は天台座主出身でありながら比叡山と敵対して「第六天魔王」と呼ばれた足利義教の事例と、「天台座主沙門信玄」と記した叡山焼討を非難する信玄の書状への反発を併せて自称したのではと思われる

ドラクエ以前の「勇者と魔王」についてまとまっててよい。ただまあドラクエ3における「職業: 勇者」のインパクト、及びアンソロにおける呼称「勇者」の流れがあってのダイの大冒険なのは付記しておきたい

テンプレがいい場合もある