「詐欺国家」の時代─数十億ドル規模の不法産業が東南アジアにはびこるまで | 「麻薬国家」に匹敵する

麻薬栽培も見逃す国家がそれ以上に金を産む産業を潰すわけがない

ミャンマーの中国国境付近のレアアース鉱山も

ここら辺は中国の辺境問題や国境問題とも近しい話なんだけど、そこらへんはかなり際どい。ある意味で移民問題の要素もかなりある。ただ欧州から見る景色はまた違って見えてもいるんだろう。

詐欺複合施設の運営企業が暗号通貨で150億ドル（約2兆3000億円）を保有。カンボジア経済の半分!?ラオスもミャンマーも…「手入れは大体が見せかけか、二流プレイヤーを狙ったもの」「当局が繰り広げる「政治劇場」」

物理的な国家をせせら笑う、国境なんか関係ない実質的な「国家」については色々な形態があるんだろうね。自分に見えてるのは1種類だけだけど、他にもいろいろあるんだろうな。

女性はドバイ案件、男性はバンコク案件ってことか。

海外ドラマ化してほしい

主なプレイヤーは現地の親中政権の下でデタラメやってる中国系マフィア。国籍偽装でマフィアが市政まで乗っ取ったフィリピンでは完全に潰しに入っていて、日本も続かないとだが報道は盛り上がらんのよな。

国家権力が及ばないもしくは混乱している所に、中国本土の犯罪組織が入って猛威を振るう。これは、南北朝～室町時代の混乱している日本に後期倭寇（実態は漢民族）が拠点をおいて暴れたのと同じ。

全ての特殊詐欺がここに集約されるみたいな勢いを感じるけど、大昔から日本人をくいものにしてきたのは日本人だよ。国内で日本人囲い込むのも、現地で詐欺に引っ張り込むのも日本人。